最悪な気分、でも、、、

    投稿日:2012-12-14投稿者:

    こんばんは。フローマインド事務局 遠藤です。

    少し前になりますが、フルマラソンを走ってきました。

    今回のフルマラソンは僕にとっては3回目。

    湘南国際マラソンという箱根駅伝でも

    走る海沿いのコースです。

    大磯ロングビーチから江ノ島を折り返して

    ひたすらまっすぐを走るので本来であれば

    かなり気持ちよく感じるはず、、、

    しかし、参加した3回の中で最も練習量が

    少なくてというよりほぼ練習しないで参加のため

    もう参加の前からずっとノンフロー。

    なにせ、一週間に1回10kmを走る程度で

    他の日はオフィスワークで座りっぱなしです。

    もう数日前には会場に行くことすら面倒な気分です。

    当時は朝4時起きで、ほぼ寝ずに走らないと

    いけないのでどんどん憂鬱な気分が増強していきます。

    「あー大雨降らないかなあ」

    「電車が動かなくならないかな」

    とかそんなことばかり頭の中は大変な騒ぎです。

    もう認知の脳で意味付けや言い訳を

    盛りだくさんにしてどんどんノンフロー。

    もうライフスキルを学んでいる人間とは

    思えないくらい超ノンフローでした。

    とりあえず、会場につくと参加者は1万人を

    超える大きなイベントなのでお祭りみたいな感じで

    少しずつテンションが上がっていく自分に気づきます。

    走り始めると1万人が一斉に走るともう前にも

    後にもいけず人のペースで自動的に走らされている

    感じで行くしかないといった状況でした。

    そして、

    なにより、沿道の応援の人たちがすごい、、、

    42.195Kmびっしり応援の人たちが

    だれともかまわず応援してくれています。

    スタッフでもないのに飲み物やちょっとした

    食べものを差し出してくれる人もいます。

    僕はもう幾度となく棄権しようとしましたが

    その度に

    「まだまだ~がんばれー!」

    「歩いてでもがんばれー!」

    「走りきったらおいしいビールが飲めるぞー」

    などと僕にめがけて全く知らない人が

    応援してくれ声に励まされ前へ前へと。

    気分がとても良くなるんですね。

    応援されると。

    ついにそれまで超ノンフローでしたが

    走りながら参加している人たに

    目線を上げて「みんながんばれ!」と

    応援したくなってきました。

    僕の気分がどんどん良くなって

    もう棄権寸前だった心がどんどん

    軽くなって進んでいきました。

    まさにフローになってきてパフォーマンスが

    上がるというのはこういうことなのかと。

    そして、極めつけは僕のフローワードである

    「ビール」を追加。

    「がんばれ、がんばれ、生ビール」などと

    言いながら完走しました、、、、

    脚の筋肉はボロボロでしたが、最終的には

    とってもいい気分な1日で終わりました。

    「応援」がなかったら早々に棄権してましたね。

    「応援すること」は人をフローにしてくれるそうです。

     

ページの先頭へ