プロ棋士の苦悩

    投稿日:2014-04-28投稿者:

    おはようございます。
    スポーツドクターの辻秀一です。

     

    わたしがメンタルトレーニングをしている
    ある囲碁のプロ棋士の方がいます。

    彼は棋士ですから、とても認知が発達しています。
    当然相手の手を何通りも考え、
    自分の最善の一手を見つけなければなりません。

    そのような脳の使い方をしている彼が
    普段何を考えているかというと、
    「Why」ということなのです。

     

    例えば、彼はわたしが質問したことに対して
    とてつもなく答えが遅いのですが、
    それは、「なぜ辻先生はこの質問をしたのだろうか?」
    と考えているからなのです。

    しかし、この「なぜ」はいくら考えても、
    一生答えにたどり着くことのない質問なので、
    苦しくなってしまうのです。

    彼はわたしではありませんし、
    質問をしたわたし自身も
    何の意図も理由もなかったりします。

    試しに彼に言いました。
    「他の棋士に聞いてみたら?
    なぜその一手を打ったんですか?」と。

    そして実際に得られた回答は、
    「なんとなく」という答えも
    多かったのです。

     

    彼は無心で打っていた子ども時代の方が
    パフォーマンスが高かったと実感していました。

    師匠にも勝てる時があったそうですが、
    今ではないそうです。

    成長する中で、たくさんのとらわれがつくられ、
    苦しくなっているのです。

     

    わたしたちの行動の多くは、
    なぜ? と問われても
    理由がよく分からないことがたくさんあります。

    ライフスキルも心のことなので、
    定量化できませんし視覚化できないので、
    どうしても感覚的な説明になりがちです。

    ふわっとしているのです。

    しかし、例えば「うれしい」という感情は
    確かにわたしたちに存在しますが、
    それを見える化することはできません。

    ですので、好きな事を考えると
    心がフローに傾きますが、
    「なぜか?」と言われても、
    そうなるからとしか言えないのです。

     

    確かに、科学的に解明されつつある部分はあります。

    しかし、科学者でないわたしたちにとって
    大切なことは、実際に変化があるという事実・体感
    なのではないでしょうか?

    わたしたちがパフォーマンスを発揮していくために
    大切な質問は「What」、すなわち「何」です。

    今、何をすればいいのか?
    今、すべきことは何か?
    今、取るべき行動・決断は何か?

    この認知脳で考える「What」という質問こそが、
    わたしたちのパフォーマンスに直接関係し、
    結果にも関わってくるのです。

    今、何をするべきかを考え、
    それをフローで実行できれば
    必然的に質の高いアウトプットができます。

    そのようなパフォーマンスこそが、
    結果につながるパフォーマンスとなるのです。

     

     

    P.S.
    質の高いパフォーマンスを
    アウトプットできるようになる
    方法をお伝えします・・・

    無料ウェブセミナーにご登録ください。

    One Response to “プロ棋士の苦悩”

    1. M.S より:

      私はWhy思考することが多いです。What思考で質の高いアウトプットができるようになりたいですね。よろしく宜しくお願い致します。

    コメント




ページの先頭へ