フローがよく分からない…

    投稿日:2014-08-25投稿者:

    おはようございます。
    スポーツドクターの辻秀一です。

     

    フローとはどんな状態でしょうか?

    フローになっているかどうか
    まだよく分かりません、
    と言われることがあります。

    どうすればフローを体感
    できるようになると思いますか?

     

    例えばですが、
    スポーツの試合をしている時を
    想像してみてください。

    自分の力を最高に引き出せる状態、
    すなわちフローな状態とは
    どのようなものでしょうか?

    または企画会議に参加している時を
    想像してみてください。

    新商品のプロモーションの企画を
    考えるための会議です。
    どのような状態が最も
    パフォーマンスの高い状態、
    すなわちフローだと思いますか?

     

    他にも、このような場面では
    どうでしょうか?

    映画館で映画を見ているとき。
    食事をしているとき。
    車を運転しているとき。

    色々な場面でのフローな状態
    というものを想像してみてください。

    そうすると、色々な状態がある
    ということに気付かれるのでは
    ないでしょうか?

     

    スポーツをしている時は、
    適度に興奮している状態が
    フローかもしれません。

    状況によっても刻一刻と
    変わるでしょう。

    会議の時は、アイデアが
    どんどん出てくる状態が、
    フローかもしれませんし、
    相手の話をよく聞ける
    という状態かもしれません。

     

    このように、フローには色々あるのです。

    ですので、最高のパフォーマンス、
    最大のパフォーマンス、
    最良のパフォーマンス、
    であるのと同時に、
    最適なパフォーマンスでもあるのです。

    スポーツの試合で集中しているときのフロー、
    仕事でアイデアが溢れるときのフロー、
    映画を見て悲しい感情に
    ひたっているときのフロー、
    リラックスしているときのフロー、

    色々あっていいのです。

    これが「最適」ということの意味です。

     

    何か1つの心の状態をフローだと決めつけ、
    それに当てはまるかどうかばかりを
    判断、評価していると、
    どんどんノンフローになってしまいます。

    今、この瞬間、この場面において、
    自分の「最適な」パフォーマンスが
    出せているのなら、あなたの心は
    ノンフローっぽいより
    フローっぽい状態に
    傾いているはずです。

    それに気付けるようになるのは、
    心を見つめる力を育む必要があるので、
    やはり練習は必要です。

    ですので、フローを体感する一番の近道は
    自分の心、特に感情に気付く力を
    育むことだと言えます。

    その結果、色々な場面で色々なフローを
    体感することができるはずです。

     

    フローには色々あります。

    ぜひ多様なフローを体感してみてください。

     

     

    P.S.
    あなたも、トレーニングを続け
    フローな体感を毎日の中に増やしていきませんか?

    人生の充実度が高まるはずです……

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