続きです……

    投稿日:2014-09-29投稿者:

    おはようございます。
    スポーツドクターの辻秀一です。

     

    先日、携帯電話の話をしたのを
    覚えていますでしょうか?

    人間の心の状態を
    携帯電話のアンテナに例えた話です。

    アンテナ3本だとつながりやすく、
    圏外だとつながりません。

    これは心がフローっぽい状態と
    ノンフローっぽい状態に似ていて、
    フローだとパフォーマンスが高く、
    ノンフローだとパフォーマンスが低くなります。

    携帯電話においては、みなさん
    アンテナの状態を気にするのに、
    心のこととなると誰も気にしません。

    ノンフロー状態でもなんとか
    パフォーマンスを高く発揮しようとします。
    圏外なのでそもそもつながらないのにも
    かかわらず・・・です。

    そして、前回のメールの最後に、
    ”人間には携帯電話のアンテナのように、
    電波の状況、すわなち心の状態を
    教えてくれる機能があります。”

    ということをお伝えしました。

     

    本日はその続きなのですが、
    その答えは「感情」です。

    人間の感情は、わたしたちの
    心の状態を教えてくれる
    アンテナのようなものなのです。

    私たちは色々な感情を抱きますが、
    その感情は大きく分けると
    2種類あります。

    それはパフォーマンスを高めるフローな感情と、
    パフォーマンスを下げるノンフローな感情です。

     

    例えば、イライラという感情があります。
    このイライラを感じているとき、
    心の状態はフローでしょうか?
    それともノンフローでしょうか?

    間違いなくノンフローのはずです。

    この状態で何かやろうとしても、
    うまくいくはずがありません。

    自分にとっても周りにとっても、
    パフォーマンスを下げる方向に
    向かう感情なのです。

    (だからイライラは悪い、
    イライラするのはよくない
    という意味ではありません。)

     

    この感情は私たちの心のアンテナなのです。
    自分のフローっぽさを教えてくれる
    指標のようなものです。

    ですが、多くの人が
    自分の感情に気付けずにいます。

    今の感情を教えてください、
    と問いかけても、答えられない人が
    実にたくさんいるのです。

    感情に気付く力がないと、
    当然フローっぽい心の状態にも
    気付きにくくなります。

    そうなると、いくらライフスキルを練習しても、
    いまいちフローな感じを実感できないのです。

     

    感情に気付く力は、ライフスキルの基礎です。
    この力が弱いと、ライフスキルの思考も
    なかなか力を発揮してくれないでしょう。

    ですので、まずは自分の感情に
    気付けるようになりましょう。

    携帯のアンテナをしっかり確認してから
    電話をかける癖付けを行いましょう。

    今までより、感情に持って行かれず、
    集中力や生産性を高めることが
    できるようになるはずです。

     

     

    P.S.
    自分の心の状態のアンテナを手に入れるには、
    この方法を試してください

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