本執筆中の辻先生と会った時

    投稿日:2015-01-12投稿者:

    こんにちは。
    フローマインドの岡田です。

    おくればせながら、
    あけましておめでとうございます。

    今年もどうぞよろしくお願いいたします。

     

    私、お正月休みに
    辻先生の『禅脳思考』を読み返していました。

    もうお読みになりましたか…?

    フォレスト出版から出ている、
    きれいな青い表紙の、あの本です。

    ポジティブ思考などの “対策” 思考では
    最高のパフォーマンスは出せない。

    なぜならそこには、対象について、
    “ほんとはネガティブだけどポジティブに考えよう”
    という無理が、もっと言うなら、
    ウソがあるからです。

    そうではなく、その対象に
    ゆらぎ、とらわれている自分に気づき、
    そこから離れて心を切り替え、
    自分で自分の心にフローな風を吹かせる、
    というのが禅脳思考。

    この思考が身に付いていれば、
    座禅ができない状況でも、
    電車に乗っているときでも、
    あたかも座禅をしたときのような心の状態を
    得ることができる…

    そんな思考法です。

     

    先生が、ちょうどこの本の執筆をしている最中に、
    缶詰になっていたホテルのラウンジで
    ミーティングをしたことがあって、
    そのときの先生の様子をよく覚えています。

    「はじめに」のところにも書いてありますが、
    先生は本当に ”全身全霊“ で書いているんだなあ、
    と思いました。

    今まさに書いている内容を
    熱っぽく話してくださったのですが、
    そのときの先生が、
    すごく楽しそうだったんです!

    本の原稿を書くというのは、
    ふつうは “楽しい” ものでは
    ない場合が多いと思います。
    (しかも、先生はこのとき〆切りに追われていて、
    だからこそ缶詰になっていたわけですが…)

    刻々と迫る〆切りをきちんと意識しながらも、
    そこにムダな意味をつけず、
    今に集中して一生懸命を楽しんでいる先生…。

    私たちにセミナーやワークショップで
    いつも教えてくれることを、
    先生はもちろん実践していて、
    “辻秀一なんだからあたりまえ” なのかもしれませんが、
    やはりその姿を目の当たりにすると、
    “すごいなー!” の一言です。

     

    〆切りはただの一例ですが、
    先生と一緒にいると、
    どんなときも先生が、
    誰よりも細かいことに気づき(認知し)、
    そこに意味をつけるけれども瞬間的にそれをはずし、
    心を整えて、今やるべきことに集中し、
    しかもそれを楽しんでいることを感じます。

    先生の、その一連の心の動きは目に見えないし、
    あまりに高速で行なわれているので(笑)
    “いつ” というのはそのときにはわからないのですが、

    あとから先生とのミーティングを思い返すと、
    “心を整える” という先生のライフスキルが常に作動していて、
    先生=禅脳思考の人、だということがわかります。

     

    “いつ” というのはわからない、と書きましたが、
    本当は、“いつ” なんていうのはなくて、
    “いつも” なんですよね。

    ただ、何か外側に変化が ”起きる“ と、
    それに意味をつけてはずす、
    というライフスキルの動きが
    少し見えやすくなるというだけで…。

    ああ、目に見えない ”思考“ のことを書くのって、
    ほんとうにむずかしい!

     

    そうそう、今これを書いていて、
    この本の執筆中のミーティングで先生が言っていた
    こんな言葉を思い出しました。

    「本はぼくの考え方を知ってもらうためにすごく大事。
    でも、座禅の本を読むのと、座禅を組むのとは違うだろう?
    それと同じで、禅脳思考の本を読むのと、
    それをするのとは違うんだよなあ…」

    まだでしたら、『禅脳思考』をぜひ読んでみてください。

    そして「これだ!」と思われたら、
    ぜひセミナーやワークショップで、
    辻先生のライブの声や姿に触れてみてください。

    直近では、3月にベーシックコースという
    全24時間のワークショップがあります。

    http://www.doctor-tsuji.com/activities/workshop/

    めちゃくちゃ濃くて、
    刺激的で楽しいですよ。

    ぜひ!

     

    岡田 綾

    One Response to “本執筆中の辻先生と会った時”

    1. lee より:

      4月から大学勤務、フロー足りない。。。読ませてください。

    コメント




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