冒険家は怖がり?

    投稿日:2012-10-19投稿者:

    10 月19日

    こんにちは。フローマインド事務局 遠藤です。

    以前僕はアスリートのマネージメントの仕事を
    していたことがありました。

    名前をあげると「知ってる知ってる」という
    オリンピックにも出たり、よくテレビにも出ている
    ような有名な方々やちょっと異質な人では冒険家という方もいました。

    そんな方のお話を少しさせていただきたいと思います。

    トップアスリートに共通することとしては
    みんな明るい!

    暗くていつも深刻な人はほぼいなかったです。
    人見知りな人はいましたが、知った間柄の人たちとは
    めちゃくちゃ明るく元気に楽しそうにしています。

    しかし、競技となると表情が一変、、、
    超怖い、、、

    というよりもものすごい集中力で覇気が
    出ているようにさえ感じたことを覚えています。

    その中でも仲良くさせていただいた冒険家の方は特に印象的でした。
    いつもその方はとってもフランクでおしゃべり好き。

    この人がそんなすごいことをやってしまうのだろうか?
    とちょっと疑ってしまうくらいきさくな自然体。

    しかし、一方で冒険家はいつも死と隣合わせなため
    フローという言葉はありませんでしたが、
    心の状態を整えることをとても大切にされておられました。

    冒険の相手は大自然なため、
    天候は自分ではどうにもならないことであり、

    夜に視界のない中で大嵐のような時には
    ものすごい恐怖感を感じるようです。

    僕はそれを想像しただけで無理です、、、
    パニックになってしまいます。

    その方は、自分がとてもちっぽけな存在であることを
    まず感じたそうです。

    そして、準備をして敵対せずにあるがままに受け入れる。

    それが、どんな時にでも平常心で、慌てずパニックにならない
    コツだとおっしゃっていました。

    また、冒険家は人一倍怖がりだと意外なことをおっしゃっていました。
    だから、準備は周到にやる。

    一見冒険家は無謀な人と捉えられがちですが、
    決してそんなことはないのです。

    実際、感覚を研ぎ澄ます意味でも真剣で居合を練習したり、
    心の落ち着きを養うことにかなりのウエイトをかけて
    トレーニングを積まれていました。

    今思うとまさにライフスキルを磨いていたのです。

    いつも澄んだ心でいることがとても大事、
    邪念などない心の状態が素早く的確な判断をさせてくれる。

    それくらいの集中力を身につけているからこそ、
    生きていられる。

    だから、冒険していることが楽しい。
    とおっしゃっていたことを思い出しました。

    ありがとうございます。

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