ゴミ

    投稿日:2014-03-04投稿者:

    「しまった!」

    と思った瞬間、あなたの心は
    フローに傾きますか? それとも、
    ノンフローに傾きますか?

     

    フローとノンフローの定義はこうでした。

    その心の状態のときに、
    自分のパフォーマンスが
    上がる方向にいくことをフロー。

    その心の状態のときに、
    自分のパフォーマンスが
    下がる方向にいくことがノンフロー。

    つまり、「しまった!」と思ったとき、
    その心の状態のとき、自分の
    パフォーマンスはどうなるでしょうか?

     

    先日、ちょっとしたことですが、
    心がゆらいだな、、、と
    感じることがありました。

    それは、ゴミを出すのを忘れたことです。

    ゴミを出す日は決まっています。
    わたしの住んでいるところは、
    週に 2 回そのチャンスがあります。

    毎週火曜と金曜は一般ゴミです。
    いわゆる燃えるゴミ、というやつです。

    しかし、そのチャンスを逃すと、
    しばらくゴミを家の中に溜めて
    おかなければなりません。

    火曜日に出すのを忘れれば金曜日まで、
    金曜日に出すのを忘れれば火曜日まで、
    ゴミを出すのを待たなければなりません。

    ですので、ゴミ出しを忘れると
    「しまった!」となります。
    「あちゃー(古い?)」という感じです。

     

    これはホントに小さいことですが、
    一瞬ノンフローになる出来事です。

    ちなみに、火曜日に出すのを忘れるより、
    金曜日に出すのを忘れた方が、中三日
    あるので、よりノンフローになります。

     

    ただ、今まではこんなことがあっても、
    なされるがまま、ノンフローになっていました。

    「しまった!」と思ったり、
    「くそ!」と思ったり、
    「やっちまった…」と思ったり。

    しかし、ライフスキルを磨いていくにつれ、
    そう思う自分に目を向けられるように
    なっていくのに気付いていきました。

     

    “そう思わなくなる自分” ではなく、
    “そう思う自分に気付ける自分” です。

     

    これは結構大事なポイントだと思います。

    ライフスキルを学ぼうとする人の中には、

    失敗しても落ち込まない自分になりたい、
    酷い事を言われても気にしない自分になりたい、
    渋滞に巻き込まれてもイライラしない自分になりたい、

    という方が結構います。

    これ実は、ライフスキルが
    目指すところではないんですね。

     

    ライフスキルを磨いても、
    失敗すれば落ち込むし、
    酷い事を言われればショックだし、
    渋滞に巻き込まれたらイライラします。

    ただ。

    ただですね、そうい状態になっても、
    いつまでも引きずらない自分には
    なることができます。

    落ち込んでパフォーマンスが下がっても、
    すぐに切り替えていつも通りの
    パフォーマンスに戻していける自分。

    ショックなことがあっても、
    そのことにとらわれず、
    目の前のことに集中していける自分。

    イライラした感情を感じつつも、
    フローな状態に変えていける自分。

    そんな自分をつくることができます。

     

    決して何があっても動じない、
    何も感じない、ロボットのような
    人間になる方法ではないんですね。

    なので、逆に普段は気にも留めないような事、
    無意識に気付かないようにしている事、

    つまり、ゴミ出しを忘れてイラッとした瞬間、
    信号に引っかかって「クソ」と思った瞬間、
    天気が悪くてちょっとブルーになった瞬間、

    などに、気付くことができるわけです。

     

    まさに、感情豊かに、人間らしい生き方を
    していけるのではないでしょうか?

     

    ― フローマインド事務局

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