辻先生の憂鬱

    投稿日:2014-03-14投稿者:

    先日、辻先生から、こんな衝撃的な言葉が…。

    「私だって憂鬱になります。
    憂鬱なこと、いっぱりあります」

     

    今、”うそーー!?”と思いませんでしたか?

    私は、思いました(笑)。

    先生にも憂鬱なこと、あるんだ…。びっくり。

     

    でも、考えてみたらあたりまえ。

    憂鬱は認知脳が外側を認知して
    生み出す感情ですが、
    先生はものすごく認知脳が優れた人なので、
    認知の速度もものすごくて、
    私なんかよりもずっとずっと
    憂鬱になる要素をたくさん、
    素早く認知しているんだと思うのです。

     

    「先生でも憂鬱になるんですか?
    って言う人がいるけど、

    そりゃあ、なるでしょ。

    でも私は、憂鬱なことにとらわれないから
    憂鬱そうに見えないだけ」

     

    たとえば長い会議があるとして…
    3時間でも、ほんとは
    ”長い”なんていう意味はついていないし、
    会議に”いやだ”とか、”めんどうだ”
    という意味もついていない。

    憂鬱という意味のついた会議はないし、
    いやだという意味のついた仕事はない。
    そこに、そういう意味をつけているのは、自分なんだ。

     

    でも、認知脳があるかぎり意味づけはしてしまう。

    それはしかたのないこと。

    それを、意味をつけないようにするんじゃなくて、
    意味をつけてしまったら、”意味つけたな”と気づく。

    ”また私ったら意味つけちゃった!”と
    自分で自分を笑ってクスクスする、
    それができるかどうか、なんですね。

     

    先生はこうも言っていました。

    「私だって憂鬱になりますよ。
    でも、その憂鬱と闘うんじゃなくて、
    それはそれで置いておいて、
    もう一つのライフスキル脳をフル稼働させる。
    そうしてると、いつのまにか憂鬱が薄まる、
    という感じかな…」

     

    なるほど!

    たとえば、塩をちょっと入れすぎたとき、
    しょっぱすぎるからって、
    お砂糖を入れたらもっとひどい味になる。

    その、しょっぱくなったスープを
    どうにかしようとするのではなく、
    それと一緒に食べるほかのお料理で
    全体のバランスをとろう、
    みたいなイメージかしら…?

     

    つねに、つねに、認知脳とライフスキル脳の両輪で。
    そして、その両方がバランスよく働いていることが大事。

    「いつもいつも、バイブレインですよ」と辻先生。

    今日もライフスキル磨き、がんばりましょう!

     

    ― 岡田 綾

     

     

    P.S.
    認知脳だけでなく、
    ライフスキル脳も働かせるには・・・

    これでその方法が学べます

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