誕生日

    投稿日:2014-05-29投稿者:

    おはようございます。
    スポーツドクターの辻秀一です。

     

    私事ですが、先週誕生日を迎えました。
    たくさんのおめでとうのメッセージを頂きました。

    本当にありがとうございます。

    皆さんに支えられて
    毎日楽しくごきげんで過ごせています。

    本当に感謝です。

     

    ところで、わたしはライフスキルの話をする時に、
    よく誕生日のことを取り上げます。

    誕生日というのは、いつも以上に
    意味の付きやすい日だと思います。

    「特別」という意味がついているので、
    例えば誕生日に雨が降っていると
    「憂鬱」とか「最悪」などの
    ノンフローな意味が付くでしょう。

    しかし、誕生日に「特別」や
    「憂鬱」や「最悪」などの意味は
    わたしたちが後天的に付けたものです。

    産まれた赤ちゃんは、その日の天気が雨でも
    ノンフローになったりはしません。

    何で記念すべきオレの産まれた日が、
    よりによって雨なんだよ・・・

    などとは思わないのです。

     

    このように、わたしたちは産まれてから今まで
    世の中のあらゆることに意味を付けてきました。

    意味を付けていないものは
    無いと言っていいほどです。

    ですが、本来は意味の付いていなものに
    意味を付けているのです。

    そして、この意味付けが原因で
    わたしたちはすぐにノンフローに
    なってしまいます。

     

    この意味付けは認知脳の仕業です。

    認知脳は意味を付けることに大忙しです。

    雨が降ったら、
    「濡れないように傘をさそう」と、
    行動の内容を決めるためだけに
    認知脳を働かせることができれば
    ノンフローになったりはしないのですが、

    わたしたちは認知が暴走した結果、
    「憂鬱だ」「最悪だ」「ツイてない」
    と考えながら傘をさしているのです。

     

    この認知脳の意味付けがある限り、
    わたしたちは常にノンフローになる
    リスクを抱えていることになります。

    ノンフローになれば、自分の能力の
    アウトプットの質が低下するわけですから、
    それに伴い結果も出にくくなります。

    だからこそ、できるだけ意味付けによる
    ノンフローのリスクを回避し、
    自分の心をフローへと持っていけるように、

    結局のところ

    “全てのものには本来意味など付いていない”

    ということを知っていることが
    大切なのです。

     

    意味付けに気付いたら、
    「意味付いてないし」と
    口癖のようにつぶやいてみましょう。

    意味付けによるノンフローの機会が
    だんだんと減っていくはずです。

     

     

    P.S.
    意味付けに気付くトレーニングをするなら
    これがオススメです。

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