意味の無いもの

    投稿日:2014-06-17投稿者:

    始めて、辻先生の「意味なんて付いてない」
    という話を聞いたときはびっくりしました。

    人はあらゆる事に意味付けしている。
    でも本当は意味なんてついてない。

    意味付けに気付いたら、
    「意味なんて付いてないし」
    と考えましょう、と。

    ライフスキルの基礎として
    そう教えられているわけですが、
    意味付いてない、というのは
    なかなか衝撃的でした。

     

    これまで、むしろ意味を付けることに
    夢中だったわけです。

    いかに自分のモチベーションを上げる意味を
    付けることができるか?
    ということが大事だと教えられてきました。

    ネガティブなことが起こっても、
    ポジティブな意味を付けない、と。

    捉え方を変えれば、つまり
    意味付けを変えれば行動も変わる、と。

     

    今までそう教えられていたので、
    まさか「意味なんてついてない」
    なんて言われるとは思ってもみませんでした。

    でも、確かにそうです。

    トラブルが起こって「最悪」「まずい」
    などと意味をつけるのも、
    よい事があって「ラッキー」「ついてる」
    などと意味をつけるのも、

    元々あるわけではないものに、
    勝手に意味を付けているだけなんですよね。

     

    でも、別に意味付けが悪いわけではありません。
    またそこに悪いとか良いとかの
    意味はついていないのです。

    ぼくたちのイライラや不安など、
    パフォーマンスを下げるような心の状態を
    作り出しているのは、認知脳による
    意味付けという機能なんです。

    ただその事実があるだけです。

    それによって、確かにノンフローになる
    リスクは抱える事になりますが、
    認知・意味付けが働いていないと
    仕事はできませんし、人としての
    社会的活動を行うのは難しくなります。

     

    この認知・意味付けとうまく付きあっていくには
    どうしたらいいのかというと、
    ライフスキルが必要になるわけです。

    認知脳の機能はしっかり働かし、
    その一方でノンフローのリスクがありますので、
    ライフスキル脳でフロー化をつくっていく。

    それがバイブレインということなんですね。

    今、何をすべきかはしっかり認知で考え、
    自分の心はライフスキル脳で整え、
    パフォーマンスの内容も質も
    どちらも最大限発揮していく。

    そんなハイパフォーマンスな人が、
    今後活躍していくのではないでしょうか?

    あなたはどんなハイパフォーマーを
    目指しますか?

     

    — フローマインド事務局

     

     

    P.S.
    ハイパフォーマーになって、
    生産性の高い仕事をするには…

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