次の会議が不安です……

    投稿日:2014-08-28投稿者:

    おはようございます。
    スポーツドクターの辻秀一です。

     

    人はまだ起こっていないこと
    にとらわれてしまいます。

    先日も、これからの会議に向けて
    不安を抱えているという方がいました。

    扱う案件の規模に大きな意味がついて、
    不安にまみれてしまっていました。

     

    このようなことは、誰にでも起こりますし、
    どんなことにも不安は付いて回ります。

    不安という感情は
    ノンフローな感情だと思いますので、
    不安を抱えている間は
    パフォーマンスが落ちてしまいます。

    ですが、不安そのものがダメなわけではなく、
    不安があるからこそ準備をするという行動に
    つながるわけです。

    「大丈夫、大丈夫」と根拠なく楽観視しても、
    実際の本番で高いパフォーマンスを出せません。

    本番で高いパフォーマンスを出すには、
    それまでにやるべきことをやっていた場合です。

    すなわち、そのために未来を予測し、
    見通す力が必要になります。

     

    ただし、不安によってノンフローのままですと、
    人間のパフォーマンスの質が落ちるものですから、
    見通しが甘かったり、やるべきことがズレていたり、
    やっていても質が低い……ということになってしまいます。

    未来を見通すことは必要ですが、
    その時同時に生じる不安や心配などの感情を
    自分でマネジメントしていくことが
    高いパフォーマンスを出すためには大切です。

     

    このような時に、
    多くの人がやってしまいがちなのが、
    「気にしない、気にしない」です。

    他にも「考えないようにしよう」とか
    「忘れよう」とかをしてしまいます。

    ですが、このように考えている内は、
    やはり気になっていますし、
    考えていますし、覚えているのです。

    このような思考では、
    決して不安から解放はされませんし、
    パフォーマンスを高めてはくれません。

     

    大切なことは、その不安な感情に
    まずは気づくことです。

    すると、不安でがっちりつかまれていた心に、
    ちょっと余裕ができます。

    不安と心の間に、
    少し隙間ができるイメージです。

    そうすると、心を動かす幅が生まれます。

    そしてさらにライフスキルを働かせるころで、
    心の自由度が増していくのです。

    すなわち、心がフローに傾き、
    パフォーマンスが高くなるのです。

     

    この一連の流れが自然に働くようになると、
    外界に影響されにくくなります。

    ですが、まずは 1 つ 1 つ気づくことからはじめ、
    そしてライフスキルを思考することから
    始めていきましょう。

    毎日の積み重ねこそが、
    あなたを変化させてくれます。

     

     

    P.S.
    コツコツとしたトレーニングには
    このプログラムをぜひ試してみてください…

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