注意)口癖が「頑張る」

    投稿日:2014-09-01投稿者:

    おはようございます。
    スポーツドクターの辻秀一です。

     

    「頑張っているのに結果が出ません」

    あなたはこのように
    思ったことはありませんか?

    「頑張ろう!」とか「頑張ります!」と
    宣言する人がいます。

    ですが、結果が出ないと
    自分の努力が報われないと感じます。
    それを常に抱いている人は、
    どうしてもストレスが大きくなります。

    頑張らなければ結果が出せない
    と思っているのです。

    しかし、頑張ることは
    その人にとって過度なストレスに
    なる場合があります。

    そうすると、やっていることは
    全く楽しくなく、充実感や
    達成感も感じにくくなります。

     

    日本人には苦しむことが
    美徳ような感覚があります。

    結果というのは、
    苦しさを乗り越えた先にあると、
    そう思っているようです。

    そして、辛い状況を乗り越えたり、
    苦しさをバネに頑張る姿が
    称讃される傾向にあります。

     

    しかし、この価値観に
    わたしは疑問を感じます。

    苦しむことで結果が出るのであれば、
    自分を追い込むことこそが、
    成功の秘訣だということになります。

    もちろん、結果を出すためには
    それ相応の努力は必要です。

    しかし努力と苦しいは
    イコールではありません。

    本当に結果を出している人は、
    他の誰よりも苦しんだ人なのでしょうか?

    本当に結果を出している人は、
    他の誰よりも辛い思いを
    している人なのでしょうか?

    決してそんなことはありません。

     

    結果を出す人というのは、
    結果を出すのにふさわしい行動を
    とってきた人だけです。

    結果というのは、常に
    勝負の前に決まっているものです。

    結果が出た人は、
    それにふさわしい自分になった人です。

    結果が出なかった人は、
    まだ結果にふさわしい自分では
    なかった人です。

    ですので、結果にふさわしい自分になれるよう
    さらなる練習・トレーニングを積んでいく、
    それしかありません。

     

    自分に「頑張った」と声掛けをしている人は、
    ある意味甘えているともいえます。

    頑張っていれば何か満たされると
    勘違いしているのです。

    しかし、頑張っても
    結果が出ないことはあります。

    それどころか、頑張っているのに
    結果が伴わない現実をごまかし続け、
    ますますストレスを背負い込んでしまうのです。

     

    するべきことをするにしろ、
    苦しんでやるより
    楽しんでやる方が
    結果につながるのです。

    どんな心で生きるのかを選択するのも
    結局はあなた次第です。

    苦しいよりも楽しいを
    選んで生きてみませんか?

    コメント




ページの先頭へ