錦織選手のメンタルについて

    投稿日:2014-09-10投稿者:

    錦織選手の話題で持ちきりですね!

    決勝では敗れてしまいましたが、準優勝!
    日本人としてだけでなく、
    アジア人男子としても史上初だそうです。

    本当に素晴らしいことだと思います。

     

    技術もさることながら、
    トップの争いはまさにメンタルの争い
    と言っても過言ではないでしょう。

    もし技術だけで勝負が決まるのであれば、
    世界ランク順に結果が出るはずです。

    しかし、錦織選手は準決勝で
    世界ランク 1 位の選手を敗りました。

    一方決勝戦では過去の戦績や世界ランクで見ても、
    錦織選手が有利と思われる中で
    ストレート負けしてしまいました。

    なぜ、このような結果に
    なったのでしょうか?

     

    Facebook にアップされた
    辻先生のコメントが深い洞察を
    与えてくれると思うのでご紹介します。

    —————————
    準決勝までは格上と言われる人に
    揺らがず・とらわれず、信じてやり続けました。

    テーマは信じる。

    根拠なく過去の経験などに関係なく
    信じて立ち向かい続ける精神力はさすがです。

    (中略)

    過去は5勝2敗、世界ランクも自分の方が上、
    マスコミも錦織有利の報道
    などなどにより作られる
    見えない自分の中にある
    とらわれこそが最大の敵でした。

    準決勝までのタフさだけでは
    このとらわれを乗り切るのは難しいです。
    —————————

     

    自分のプレーができない原因は、
    自分の中にあったのでしょう。

    戦績やランク、マスコミの報道は
    気にしないなんてできないでしょうし、

    準決勝で世界ランク 1 位の相手に
    勝ったことで、満足感や達成感を得て、
    気付かないところで
    集中力が切れたのかもしれません。

    自分自身でつくりだすとらわれに
    敗れてしまったわけです。

     

    世界で勝負している一流プレーヤーですら、
    自分のメンタルを整えるのは
    簡単ではないんだなということを
    思わずにはいられません。

    わたしたちも日々周りに影響されて、
    常に心には揺らぎやとらわれを
    つくっています。

    揺らいだりとらわれたりしたままでは、
    どんなに能力があっても、
    結果を出すことはできないわけです。

    心の大事さをもっと見つめ、
    揺らがず・とらわれず、
    フローな状態を増やしていけるように
    もっともっとライフスキルの
    トレーニングをしていこうと
    気持ちを新たにしました!

     

    なんにせよ、錦織選手
    本当におめでとうございます!

    すばらしい試合をありがとうございました!

     

    — フローマインド事務局

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