このイラスト見てください ↓

    投稿日:2014-09-24投稿者:

    認知のゆがみ

    このイラストでは、
    「認知のくせ・ゆがみ」
    というものについて
    2 つの例を紹介しています。

    1 つめは、奥さんが
    「友達の〇〇さんね、
    一戸建てを買うんですって。
    すごいね。」
    と旦那さんへ言っています。

    それを聞いて旦さんは、
    「甲斐性なしで悪かったな」
    と言っています。

    ですが、奥さんの本音の部分は
    こうなっています。

    「でも私は賃貸マンションの方が
    気楽でいいけど」

     

    2 つめのイラストはこんな感じです。

    旦那さんが夕食を見て
    「あれ、今日もカレー?」
    と反応しています。

    奥さんは
    「そんなにいやなら
    食べなくていいのよ!」
    と返しています。

    でも旦那さんの本音は……

    「パートで疲れてるんだろう。
    何でもOKだけど」

    となっています。

     

    どうでしょうか?

    まさに認知脳が勝手に意味付けして、
    自分で不機嫌になっている
    よくありがちなパターン
    ではないでしょうか?

    例えば 1 つめのイラストでは、
    奥さんはただ友人から聞いた話を
    伝えているだけです。

    それに旦那さんは
    皮肉、蔑みといった意味を
    付けたのでしょう。

    自分はどうせ稼ぎが悪いと
    自分で思い込んでしまっています。

    奥さんがそう言ったわけではないのに……

     

    ぼくたちが普段、イライラしたり
    不安になったり心配になったりするのは、
    この認知脳の意味付けが原因なんですね。

    本当は意味の付いていないものに
    意味を付けてしまう。

    人間関係のこじれも、
    相手の言葉や態度に
    勝手に意味を付けてしまって
    自分で勝手に不信感や疑念を持ってしまう。

    確かに、相手の言葉の裏にある
    真意を読み取れずに、
    空気が読めないとか、
    コミュ障だとか言われる
    ケースもあるでしょう。

    人間は意味で生きていますから、
    意味付けをせずには、
    社会生活は営めません。

     

    ですが、認知脳がやっていることは
    意味のないことに意味を付けている
    という活動なんだということを
    知っていれば、

    自分の心にストレスを貯めることなく、
    適切なコミュニケーションを
    取っていくこともできるでしょう。

    だって、意味付けして
    自分で自分を不機嫌にすることがなくなれば、
    相手の真意をちゃんと確認したり、
    コミュニケーションのズレをなくしたりと、
    視野の広い行動をとっていけるはずだからです。

    だからこそ、意味付けに気付くということは、
    ライフスキルの基礎であると同時に、
    認知脳を有効に使うためにも
    大事なスキルなんですね。

    認知脳とライフスキル脳の
    両輪を働かせて、ストレスのない
    人間関係を築いていけるのでは
    ないでしょうか?

     

    あなたはこのイラストを見て、
    どんな感想を持ちましたか?

     

     

    P.S.
    人間関係を良くしていくのにも、
    ライフスキルは必須ですよ!

    身に付け方はこちら……

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