辻秀一より【新年のご挨拶】

    投稿日:2015-01-05投稿者:

    おはようございます。
    そして明けましておめでとうございます。
    スポーツドクターの辻秀一です。

     

    新しい年が始まると、
    誰もが今年の抱負や目標を
    立てると思います。

    あなたも、今年の抱負や目標を
    立てているでしょう。

    仕事での目標。
    家庭での目標。
    やりたいことや行きたいところ。

    2015 年に達成したいものが
    いくつもあるのではないかと思います。

     

    目標設定というのは、
    とても認知的な行為です。

    何を為すのかを決め、
    いつまでに達成するのか期限を決め、
    そのために具体的に何をしていくのか、
    細かな行動目標を定めていく。

    このようにして、目標を達成するまでの
    プロセスを計画していくでしょう。

    この認知的な目標設定は確かに大事です。

    目標設定が大事だということは、
    誰もが当たり前のように言っていて、
    きっとあなた自身も分かっているはずです。

    にも関わらず、目標を達成できない人が
    多いのも事実ではないでしょうか?

    目標を決めても、それを達成できない。

    そして、そのことを嘆いたり自己嫌悪したり
    達成できずにノンフローになっています。

    そんなことになるなら、いっその事
    目標なんて決めないほうがいい、
    そう思っている人もいるかもしれません。

     

    目標を達成するには、
    それを達成するための
    能力(脳力)が必要です。

    その能力は、
    細かく見れば色々ありますが、
    大きく分けると 2 つしかありません。

    1 つは、行動の内容を決める力です。

    富士山に登るという目標を達成するためには、
    体力や知識、装備、目的や計画などを
    組み立てる力が必要になってくるでしょう。

    では、体力をつけるために何をするのか?
    知識をつけるために何をするのか?
    装備を整えるために何をするのか?

    さらに、なぜするのか?
    いつまでにするのか?
    どうやって達成するのか?
    誰と、どこでするのか?

    などの行動の内容を決める必要があります。

    この認知脳の力が、
    目標を達成するための絶対条件です。

     

    そしてもう 1 つが、
    心の状態を整える力です。

    目標達成のための行動内容を、
    質の高いパフォーマンスで発揮するために
    自分の心を自分でつくっていける能力です。

    何をするにしても、ノンフローより
    フローな心の状態でする。

    この 2 つの脳が働いてこそ、
    パフォーマンスは真に発揮され、
    目標達成の確率も上がっていきます。

     

    そう考えると、実は「目標を決める」
    という行動そのものにおいても、
    ノンフローでやるのかフローでやるのかで
    結果が変わってくるでしょう。

    ノンフローな状態で決めた目標は
    自分が本当に望むものでなかったり、
    期限や段取りが甘かったり、
    劣等感や虚栄心から決めた目標になりがちです。

    その結果、それを達成できても充実感がない、
    達成までのプロセスも楽しめない、
    ということになってしまいます。

    フローな心の状態で目標設定ができれば、
    それを達成することはもとより、
    達成までのプロセスも一生懸命
    楽しむことができるのです。

     

    ぜひ、あなたには、
    2015 年の目標設定をする前に、
    自分の心を整えて、フロー化を感じて
    ほしいと思います。

    フローな状態で目標を決め、
    フローな状態で達成までのプロセスを楽しみ、
    そして、目標を達成して頂きたいと思います。

    2015 年も応援しています!

     

     

    P.S.
    今年はライフスキルを本気で磨く、
    という方はこちらを見てください

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